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ゆるり 2019 乾漆技法
最初はマケットを作ったり、紙に描き起こしたり、構想を練ります。人体の柔らかな曲線の美しさをテーマにすることを決定。
水粘土で原型を作り、切金を刺して石膏をかける準備をします。
石膏をかけて型取りしていきます。一層目は薄く、形に食い込むようにかけていきます。
石膏型を粘土から外したら、内側に下地を重ね、麻布を貼って強度をつけていきます。
布を3枚程度貼り重ねたら、型から外し、パーツを接着していきます。接着した場所は強度が弱いので、麻布を帯状にして上から貼ります。
地の粉と漆を混ぜ合わせた下地を塗り、研ぎを繰り返して凹凸をなくして表面を滑らかにしていきます。
漆を塗って研ぐことによってさらに細かい凹凸をわかりやすくして、修正していきます。この段階までに滑らかな面に仕上げます。
色漆を塗ります。下塗り、中塗り、上塗りと3回塗り、磨いて仕上げます。
完成!
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